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サーファーたちの最終目的地と言われているのが
ノースショアにある
パイプラインというサーフスポットです
それはなぜか?
日本が寒くなるからです
って抽象的な言い方になりましたが
少しだけ(私が知る中の知識で)科学的な感じで
説明したいと思います
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この様に気圧配置が冬型になると
日本では
「今日は本当に寒いですねえ」という挨拶が交わされる様になります。
そう、その寒さをもたらす
日本の西から東に向かいアラスカ方面に向かってゆく低気圧に
海が揺らされその揺れで出来たうねりが
一度も崩れることなく
言い換えれば
エネルギーを取られることなく
ハワイのノースショアに到着する
しかも一週間も経った後に!
大波が割れる場所や形や強さはノース7マイルある
サーフィンスポットの海底の成り具合に
委ねられるというわけなのですが、
とにかくパイプはエキストリーム。
急激に浅くなるように積みあった
珊瑚礁の死骸で出来た海底に
力を蓄え続けてきたうねりがぶつかり
一気に割れる
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だからこの様な爆発的な波が
現れるのです!
波のパワーと海底の浅さから
大怪我の危険を伴うリスクを背負いつつも
肝試しの様にエキスパートたちがチャージする。
このパイプラインの場所での大会で
勝ったものたちが
「パイプマスターズ」と称され
サーフィン界の歴史に名前を刻んでいくのです。。
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