「元々サーフボードにはフィンが付いていなかった」
と言うことを知ったのは、つい最近のことです。
長年サーフィンに関わってきた私ですら、フィンなしではサーフィンは語ることができない、と思っていたので、この話に少し驚かされました。
最初に浮かんできた疑問は
「どうやってターンをしていたんだろう」と言うこと。
調べてみると、フィンのない時代のサーファーたちは片足を海面に付けたり離したりすることで、加速したり減速したり、曲がったり真っ直ぐ行ったりしていたそうです。
ただそこには大きな問題がありました。
ターンをする時に、横滑りしやすく一度滑り出すとそのままワイプアウトをしてしまうということ。
そこで1935年。トム・ブレイクさんがワイキキで30センチほどの長さの船のバランスを取るために使うキールをボードに付けてサーフィンしてみたそうです。実験は大成功。とても調子良くサーフィンが出来、そのことをきっかけに、サーフボードにフィンを付ける、と言うことが広まっていったそうです。
その後、50年間ほど、フィンはボードに最初から備え付けれている物だったのですが、トラベルの時に便利なように取り外しが出来るようになりました。しかもどんどん軽い物へと進化し、今のようなフィンになったという訳です。
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