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チャイナマンズハットへ

ホノルルから車で約30分。東周りに向かっていくと、ピョコンと頭を突き出したような島があります。それがチャイナマンズハットと呼ばれる島です。

先日その島がよく見える海岸公園、クアロアビーチパークに行ってきました。

私たちが住んでいるノースショアとは、海に向かう太陽の位置が違うから、同じ時間帯でも空の色が微妙に違う。特に夕方、西から刺す太陽はコオラウ山脈を通すから、とても穏やか。その穏やかな西日に包まれたチャイナマンズハットは、なんとも言えない神秘性に溢れています。

ついついもっと深く知りたくなるのは、私だけではないのではないでしょうか:)

名前の由来は、見ための通り。。。日よけに農民の方々がかぶるような帽子の形をしているこの島。かつてサトウキビ畑が栄えていたハワイに労働者として活躍していた中国人の多くが、その帽子を被っていたということで、チャイナマンズハット(中国人の帽子)という名前が付いたということです。

また、モコリイ島(Mokolii)という別名(本来はこちらがオリジナル)が付いている由来は、ハワイの伝説にあります。ハワイ語でモコリイは、小さなトカゲ。伝説に出てくるペレの妹のヒイアカ。彼女は、探求の旅の途中で、行方を遮ったトカゲと対決することになりました。対決に勝ったヒイアカは、負けたトカゲの尻尾をポーンと海に投げた。そしてポチャーンと近海の浅瀬に着水。要するに、島はとかげの尻尾。なので、小さなトカゲ(モコリイ島(Mokolii))という名前が付いたそうです。

アウトドアアドバンチャーが流行るこの最近は、カヤックやパドルやサップで、この島に渡る若者たちに人気です。小さな島なので、誰も住んでません。島の頭の部分まで簡単に登れちゃう。島というより、大きい岩、というとイメージが付きやすいかもしれませんね(笑)。引き潮の時が浅いので渡りやすい様です。上まで登っての景色は抜群だと聞きました。が、今回は水着も道具も持って行かなかったので、クアロア公園からこの島を背後にパチリ!

チャンスがあればまた島への旅のレポートをしたいと思っています。

ではまた次回まで

アロハ〜!