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ハレイワにある大きな岩の正体は?

先日のブログでも紹介しましたが、ノースショアには地図やガイドブックには載っていない、古代の人々から受け継がれた歴史的な場所がたくさんあります。まるでタイムカプセルのように、静かな存在感を放つスポットです。

その一つが、この大きな岩。名前は「ラナイケカネ」といいます。伝説によると、タヒチから流れてきた岩だそうです。軽石のような質感を持つ岩なので、その伝説にも納得がいきます。また、岩が3点で支えられて立っている姿が特徴的で、これが「バランスよく生きること」を象徴しているとも言われています。岩そのものが、健康でバランスの取れた生き方を問うような存在に感じられます。

ただし、看板や標識がないため、本来の名前は少しずつ変わっていきました。現在では「バランス岩」と呼ばれることもあれば、日本の著名人が訪れたことから、その名前にちなんで「〇〇〇〇ロック」と呼ばれることもあるようです(笑)。

さらに面白いのは、かつて漁師たちがこの岩の上に登り、魚の群れの行方を観察したとも言われていることです。もしかしたら、その時は別の名前がついていたのかもしれませんね。

時代とともに名前や役割が変わっても、その存在感は変わりません。どっしりと座り、変化を受け入れながらも、いつまでもおおらかで魅力的な姿を保っているこの岩に、ぜひ会いに行ってみてください。

スヌーピーズサーフショップを訪れた際に、少し足を伸ばしてこの歴史的な岩にも立ち寄ってみてくださいね。

場所はカイアカベイビーチパーク です