アロハ!
波のシーズンのクライマックスを迎えているノースショアより報告です。
先日終了したパイプマスターズでは、ノースショアのジョンジョン・フローレンスが、優勝しました。
ホームグランドでようやく念願のパイプマスターズになれた彼の裏には、膝の故障を克服したなどもあり、多くのサーフィンファンたちに勇気を与えてくれるものとなりました。
で、「勇気」と言えば、レディースたち。
元々マウイで戦いが進められていたレディースのコンテストですが、準決勝からは、メンズのパイプマスターズの合間にパイプラインで行われました。
知る人ぞ知る、パイプラインといえば、世界で5本の指に入るほど究極な波が立つところです。サンゴの岩がゴツゴツしている海底の上、水深50センチあるかないかのところに、人の背丈を3ツ重ねた大きさの波が割れるサーフィンスポット。そこで、レディースがトライするのはとても稀なことで、コンテストが行われたのも初めてもことでした。(エキジビジョンは過去に数回ありました)
その中で特にカッコよかったのは、4度ワールドチャンピオンに輝いているカリッサ・ムーア。波に恵まれなかったレディースの決勝戦では、オージーのタイラーに力及ばず準決勝になったものの、メンズ並のチューブを決めていました。
決勝でのカリッサの一本 Photo by Tina Cohen
同じ女の子がこれだけやってくれるのならと、スヌーピーズサーフショップのモデルたちも刺激を頂けたようです。早速、次の日に、パイプとはかけ離れて穏やかな波ですが、プアエナポイントへ波乗りに行ってましたよ。やっぱり本物を観ると、走り出したくなりますよね(笑)
それではまた次回まで。
マハロ!