もうすぐ７月だと言うのに、波がノースにやってきました！

「えっ、ノースに波って一年中あるんだと思ってたなんだけど」

そんな声が聞こえてきたような気がします。

そうなんですよね。

大きい波が押し寄せることで有名なノースショアですから、

一年中こんな↓波が、ノースショアには立っていると思いますよね。

でも、実は、波があるのは、１０月ごろから４月までで

夏のノースショアはダイビングに最適なくらい波のない海になるんです。

（一方サウスショアには夏になると波が頻繁に入ってくるんですが）

地球の天気のパターンが影響しているんですが、ほら、

北半球が夏になると、南半球は冬ですものね。

（当たり前のことを、いちいち書いてすみません（笑））

たいてい地球の冬になってる部分で低気圧が発生し

その低気圧が産んだ風が波を作り、

じっくりじっくり運ばれていく。

それが最終的にハワイの波になるんです。

だから北半球が冬の時は、ハワイのさらに北の北にある

アラスカ辺りで発生した低気圧が発生し、

その影響で

ノースショアに波が入ってくるんです。

けど、その波は島で遮られるから、サウスには入らない。

逆に、北半球が夏の時には、ハワイの南の南にある

南半球のニュージーランド付近で作られた低気圧が産んだ波が

ハワイのサウスショアに届く、けれど、

島の裏側になるノースショアには届かない。

と言うことなんですが。。。

まさに「つむじ曲がり」と言う言葉があるように、

時折、まれに、北アメリカ付近で発生する低気圧があって、

貿易風に押されて、

ハワイのノースショアに波をもたらすことがある！！

波の質は、あまりよくないんですけど、

この前のブログにも書きましたが、

「夏に波があるなんてサプライズプレゼントだよね」

と言うことで、住民たちはかなりハイパーになり

仕事のスケジュールを変えてでも

海に行く人が本当にこの周りには多いんですよね。

要するに、棚からぼた餅状態の波だから逃すことは出来ない！（笑）

例えば、雇っていた大工さんなんかもそのマレな夏の波が入っちゃうと

やりかけの仕事ほっといたまま現れないんですよね、

でも、それがノースでは普通。

怒る人もいないんです。

というか、怒れないんですよ。

私自身も夏の波は明日には消えちゃうと思うから、

予定していた仕事やら友達との約束やら

全部蹴って、海ですから（笑）

どうやらこのノースサーファーならではのいい加減なところ、

娘にも伝わってしまっちゃってるようです（😅）

いやあ〜ほんと、

親子で夏のノースショアの波、満喫させていただきました↓