秋の兆しが感じられる今日この頃。
秋といえば、ノースショアに波が押し寄せてくる季節。
その前に出来ること。。。。
ということで、今日は、ワイメアのジャンプロックの話をします。
波のない時期にローカルの男の子たちが、「肝試し」として、楽しんでいるワイメアのジャンプロック。
カメハイウェイからも飛び込んでいるのが見えるほど、大きな岩。
実はあの岩、半世紀前は、2メートルほどの小さい岩だったんです。
「えっ?岩って成長するの?」
いやいや、、(笑)
1950年前後。
水田ばかりだったワイキキが観光地化され、
それに拍車を描けるように岩場だった浜を、
砂地にしようという計画が持ち上がりました。
そこで、どこから砂を集めるか?ということで、
一部はアメリカ本土から持ってきたそうなんですが、
その多くは、このワイメアビーチからだったんです。
その砂の量は、なんと20万トン!!
よって、岩の周りの砂がなくなり、
今のような大きさの「ジャンプロック」が現れたんです:)
で、ジャンプロックはさることながら
サーファーとして気になるのは、波のこと。
地形が変われば、波が変わってしまいますからね。。。
しかし、こちらも結果オーライ。
砂がゴッソリ持っていかれたからこそ、
あの大波が湾の中で綺麗に割れるようになり、(私はもちろんできないけれども)
多くのサーファーたちの「肝試し場」として、
やる者、観る者を、楽しませてくれる場所として、有名になりました。
歴史上の事実も驚かせてもらえましたが、
それより何より、
人ってどんな状況でも「楽しんじゃおう」という技が備わってるのんだ
とわかると、不思議、
嬉しい気分になりますね♪
それではまた次回まで
アロハ!